活性酸素・・・
最近テレビや健康雑誌などでもよく登場する言葉なので、ご存知なのではないかと思います。
私たちは呼吸をし、酸素を体内に取り入れます。
体の中に入った酸素は、血液の中に入り、栄養素を乗せて体のすみずみまで運びます。いわば栄養素を乗せて走る車のようなものです。
だから、酸素を取り入れないと、栄養が行き渡らなくなり、私たちは死んでしまいます。
ところが、その呼吸して取り入れた酸素のうちの2%ほどが、活性酸素となってしまうのです。
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化学のおさらい(イオンの巻) ★
原子は、中心に原子核とよばれる+(プラス)の電気を帯びているものと、その廻りを回っている、−(マイナス)の電気を帯びている電子でできています。
普段は原子核の+と電子の−の数が合い、安定していますが、何かの原因で電子が原子から外れてしまうことがあります。
−の電子が出て行くと、その分原子核の+の数が余分になり、その原子は+の電気を帯びることになります。
これが「プラスイオン」です。
反対に、どこかから電子がやってきて、原子にくっつくことがあります。するとその原子は−の電気を帯びます。
これが「マイナスイオン」です。 |
活性酸素は電子が足りない状態にあります。つまり+の電気を帯びています。
そこで他から足りない分の電子を奪おうとします。
「酸化」するというのは、この電子を奪われた状態をいいます。
(反対に電子をもらうと、「還元」された状態になります)
活性酸素が私たちの体内に入ると、細胞を構成している原子から電子を奪い、「酸化」させてしまうのです。
「酸化」した細胞は、電子の数が足りないので不安定となり、他の電子が足りないものとくっつこうとします。
みなさんもテレビで見たことがありませんか。
体が酸性に傾いた人の血液を顕微鏡で見ると、赤血球同士がくっついて、ドロドロ血になってしまっている、あれも活性酸素のしわざです。
活性酸素はいろいろなものに攻撃をします。
ある時は正常な細胞も攻撃しますが、体内に入った悪い菌や、ガン細胞も攻撃します。
人間の体の免疫機能は、この活性酸素の攻撃性を利用して、雑菌やガン細胞を殺し、私たちを病気から守っています。
だから、活性酸素は私たちにとって、大事なものでもあるのです。
ところが、必要以上に活性酸素が発生してしまうと、体中のいたるところで悪さをはじめてしまいます。
細胞の中のDNAが攻撃されると、DNAが変化してしまいます。
DNAは、私たちの体のいわば“設計図”。この設計図が狂うと、正しい細胞が作れなくなり、ガンになったり老化したりするのです。
元々人間の体内には、活性酸素をなくすための防衛機能があります。
・SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)
・カタラーゼ
・グルタチオンベルオキシターゼ
といった酵素です。
しかし、この酵素は年齢と共に数が減ってしまいます。
そこで、減った酵素の分も力を補うために「抗酸化物質」を摂取することがお薦めです。
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